子育て

大変だけど、笑っちゃう

工学研究科 田川 美穂

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付録1.子連れ単身赴任予定の方へ:家事時短の追及(実践編)

一人で二人の子の面倒を見ながら仕事をしてみて、必須と思われる事項、家事時短方法をあげてみたい。

 

① 職場と保育園に限りなく近い物件を借りる。

大学周辺はアップダウンが激しいので、電動自転車でも結構大変である。子どもに加え、日本の保育園では布団など、通園に必要な荷物がかなり多い。なお、車を購入するまで雨の日にタクシーを使うこともあるだろうが、このあたりはタクシーはなかなか電話が繋がらない地域で、繋がっても20-30分待ちだったり、近距離だと断られてしまう場合もあるので要注意である。

 

② 食材・日用品の宅配サービス

愛知県で利用できる宅配サービスは幾つかあり、当日配達してくれる業者もある。宅配利用を前提とすれば、スーパーへの近さよりも、保育園と職場への近さを優先することができる。

 

③ 全自動洗濯乾燥機

便利家電として必須。電気代は高くなるが、家事サポートの人件費に比べればずっと安い。

付録2.開発求む!

単身子育てという究極に余裕のない生活をしていると、こういう便利なものがあればいいのに、と思うものが多々ある。今必要なもの、開発して欲しいものは下記の3つ。

 

① 高洗浄力全自動洗濯乾燥機

保育園児の泥んこ服の汚れは洗濯機ではなかなか落ちない。洗浄力が手洗い並み、乾燥能力はドラム並みの洗濯乾燥機の開発が望まれる。

 

② 片付け&掃除ロボット

掃除ロボットはおもちゃが散乱した部屋には使えない。そこで、おもちゃが散乱していても埃だけを吸ってくれる掃除ロボット、あるいはおもちゃを片付けながら掃除してくれるロボットが欲しい。

 

③ 超撥水性食器

泣く子を左手に抱えながら、右手でさっと濯ぐだけで汚れが落ちる食器が欲しい。両手が空くことは殆どないので、片手でできることが重要なポイント。